弘経寺(ぐぎょうじ)彼岸花(ヒガンバナ)

はじめに
どーも、Naruです。
先日茨城県の常総市にある弘経寺に彼岸花という花を撮影に行ってまいりました。
だいたい9月中旬から10月上旬まで見頃になる、秋を彩る赤い花「ヒガンバナ」。
関東最大の名所は埼玉県の巾着田(きんちゃくだ)という所ですが、もちろん我らが茨城にも良い所があるという事で実際に鑑賞してきましたので、ご紹介したいと思います。
弘経寺(ぐぎょうじ)
茨城県常総市豊岡町にある弘経寺は、正式名称を寿亀山天樹院弘経寺(じゅきさんてんじゅいんぐぎょうじ)という、浄土宗大本山増上寺別院です。境内には徳川秀忠の子で、豊臣秀頼に嫁いだ“千姫”のお墓がある事でも有名です。
アクセスはこちらです↑
東京方面からだと、常磐道・谷和原ICを降りて筑西・常総方面へ進み、国道294号を北上して行くのが良いでしょう。
圏央道ご利用の方は常総ICで降りて、取手・守谷方面へ行くとすぐです。
駐車場はあまり広くありませんので(お寺さんですからね)混む前に早朝がお勧めです。
駐車場を入っていくと、すぐ正面に彼岸花の鮮やかな赤色が目に飛び込んできます。
一回りして戻って駐車場をみたらすでにこんなに・・

平日でこんな感じなので、土日等はもっと混むかもしれませんね。本当に早め早めが良さそうです。
彼岸花(ヒガンバナ)について
彼岸花の名前は秋の彼岸前後で花が咲くことが由来となっています。別名を曼珠沙華(まんじゅしゃげ)といい、毒を持っています。口にすると下痢や嘔吐、ひどいときには中枢神経の麻痺を起こし最悪の場合死に至ることもあるそうですので、絶対に生で食べたりしないようにしてください。それから家に持って帰ると火事になるという言い伝えもあり、名前といい不吉なイメージがついてしまっています。しかしその独特な花の形や鮮やかな色合いの美しさから、魅了されるものも多く群生地は観光スポットにもなっています。
関東の有名な彼岸花のスポットはこちらです。
- 埼玉県日高市にある巾着田
- 神奈川県伊勢原市にある日向薬師
- 神奈川県藤沢市にある小出川
- 東京都調布市の神代植物公園
- 茨城県常総市の弘経寺
- 茨城県行方市の西蓮寺(2018年は見学不可)
特に巾着田はかなりの規模のようで、ぜひ一度行ってみたいと思っております。
彼岸花の撮影
それでは早速写真を撮ります。口角気味で撮っても良いかとは思いますが、けっこう余分なものまで入り込んでしまうので標準の24-70mmと、望遠の70-300mmを持って撮影に臨みました。この日は一応晴れでしたが、雲も結構あって晴れ間が出たり太陽が隠れたりを繰り返していました。正直なところ太陽が雲に隠れてる時は、彼岸花の鮮やかな赤色が全く映えず、一枚も撮っておりません。しかし、雲が流れて太陽が出るとそれはもう美しい光景になりました。周りが木で囲まれているので、全体が明るくはならず木漏れ日がところどころ当たって、美しいコントラストが生まれるのです。サンプルに広角で全体を撮っておけばよかった・・・。
そして、標準レンズで撮った写真がこちらです。


次に望遠で撮ったものがこちら、それぞれ蝶々とともに。


同じような写真が多くてスミマセン・・そしてさらにこちら、なかなか捉えられなかったクロアゲハ。

たまにしか花の周りに飛んでこない上に、コイツは動きが速かった・・・。一度だけゆっくり飛んできた、もっと大きなヤツがいたんですがたまたまその時24-70mm付けてたので、遠すぎて撮れず。急いでレンズチェンジして戻った時には時すでに遅しで、どっか行っちゃいました。そのあとも、また来ないかと思い望遠レンズつけて待っていたのですが現れず、制限時間いっぱいとなってしまいました。最初に24-70mm用意した、と書きましたがこの場所で蝶も一緒に撮りたい場合は望遠必須です。うーん、もっと良い望遠レンズ欲しい・・・。
ついでにマクロで撮ったやつも見て下さい。


うーん、トンボかわいいですね。
あと、雨が降った後とか花に水滴が付いてる写真もよく見かけますが、あれもきれいですね。今回私は撮れませんでしたが、天気を確認して狙ってみてはどうでしょうか。
まとめ
茨城にもこんなにきれいなヒガンバナが見られるところがあります。ぜひ足を運んでみて下さい。
おさらい
- 駐車場見逃しやすいので注意
- 彼岸花の季節は9月中旬から10月上旬
- 写真を撮るときは太陽の光が当たった方がきれい
- 蝶々も撮るなら望遠レンズがオススメ
さて、いかがでしたでしょうか?
これから初めて行くよって人には参考になったでしょうか。
私の感想では一番の醍醐味はやはりクロアゲハとのコラボです。赤い花の絨毯の上に真っ黒な蝶が舞っている様はとにかく美しいです。一度は間近で見る事をお勧めいたします。
それでは撮影マナーを守って、楽しくカメラライフを楽しんで下さい。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。m(__)m